5年以内に即答は確実に破綻する

即答 いつも、すぐそば。

ちょうどお盆の季節のお話です。

私は精神科病棟で勤務していました。

精神科の患者さんたちはみんな真面目で誠実で純粋で大好きでした。

私の病院は🏥ナイトホスピタルといって、日中は仕事に行き、夜だけ病院で過ごすという入院体制を実施していました。

入院患者のみんなに毎朝
いってらっしゃい!!
と言われ、スーツを着てお仕事に出かけ、
帰ってくるとみんなに
お帰りなさい。お疲れ様ー!!
と声をかけられます。

患者、Mさんは、とにかく真面目で誠実な方でした。お仕事も頑張って通っていました。

仕事のせいでうつ病になってしまっていました。
初めの数ヶ月は仕事を休みじっくり入院して休養していたのですが、少しずつ仕事をしていこうと主治医と相談しながら順調にお仕事に行っていました。


休日は仲間のみんなと一緒に気分転換にお散歩に行ったり、読書したりして過ごしていました。
頭の良い方でしたので、色々な雑学をよく教えてもらっていました。

ある夜、慌てて帰ってきて、
「頼む拍手お願いだから、一瞬だけシャワー入らせて!!汗💦もすごいかいたし首も腰もコリコリでちょっと温めたいんだ。」
と、私に頼んできました。


何故こんなことを言うかというと、
一般病棟に比べ精神科の病棟は、規則が厳しいのです。社会復帰を目指す上である程度の規則を守ることは必須です。
そう、お風呂の終了時間はとっくに過ぎており、帰宅時刻もいつもより大幅に遅れていました。


ただ、社会復帰依然に、仕事をするってそういうことだよね、時には定時で帰れず残り仕事をすることは当たり前のこと。
シャワーにも入れずまた翌日仕事に行かなくてはいけないなんて考えられないよね、
と思い、

Mさんはお仕事してきてるんだから特別!!
みんないいよね!?
と他の患者さんたちにも了承を得てお風呂に入っていただきました。


シャワーから出てきたMさんは、
「ありがとう。おかげでさっぱりしたよ。
融通の利かない看護婦さんだったらだめ❌って言われるからね、」
と笑ってました。

Mさんはこんな規則を破るようなお願いなんて今まで一度もしてきたことなかったのです。

今思えばいつも仕事帰りは5時、この日は20時過ぎ。仕事で何かあったのかもしれませんでした。

翌日普通に朝出勤したものの、昼に何度も病棟に電話をしてきたそうです。
「◯◯先生と話したい!どうしても話したい!」と。
先生は、外来診療中で取り継ぐことはできなかったそうです。
その日に限って先生は午後は外勤で病院にいない日でした。


その夜、Mさんは普通に帰ってきて普通にいつも通り過ごしていたそうです。


翌朝、出勤前に、ナースに
「病院の庭に、ちょっと鳩に餌あげてくるね」
とお散歩に出かけたそうです。


その時のナースも、いつも通りのMさんに違和感を覚えなかった。


私が朝出勤してみると、ナースステーションで皆が大騒ぎをしていました。
「どうしよう!!Mさんが帰ってこない!!
どこにもいないのよー!

私は、慌てて着替えて探しに行ってくる!
と、病院を飛び出しました。

いつもみんなで行く公園、喫茶店あちこち探しました。
私は心の中で
「お願い!お願い!生きてて!」
と叫びながら探しました。

途中、私の携帯に病院から電話。
「奥様から、あの人はクリスチャンだから死なない!絶対死なない!教会を探して欲しい⛪️と言われた」
私は急いで教会に行きましたがいません。

その時、再度電話が、
「見つかった、遅かった」
と仲間のナースが泣きながら教えてくれました。


Mさんは病院の裏のビルの屋上から飛び降り亡くなっていたのを発見され、病院に連絡がありました。



患者さんの自殺。初めての経験でした。
ショックで落ち込みました。
病棟に戻ると皆がショックで呆然としていました。


もうちょっと早くサインに気づき、止められたのではないかと、皆で悔やみました。
看護師人生の中で最も悔やまれる死でした。















即答 ピッカピカの1年生

民生と会えなくなった私は、友達の家に入り浸っていました。

母親との折り合いが悪く、家に居るのが苦痛で仕方なかったからです。
母親は、父の遺した保険金をあっという間に使い込んでしまいました。
そんなことはないと言っていましたが、1本3千円のユンケルを平気で飲んでいました。

私は生活費を4万円入れていました。
普通の親なら積み立てておいて、嫁入りの時に渡すものですが、それもどんどん母親の贅沢に消えていきました。

白豚のような母親といるのが嫌で、毎日友達の家にいました。
見かねた友達が
「そんなに嫌なら家を出たら?私と住めばいいでしょ」
と手を差し伸べてくれました。

なるほど、それいいなあと思いました。

そのことを夫に話したのは、夫の会社の駐車場。夜勤の夫にお弁当を差し入れに行き、車の中で少し話をするのが、週に二回程度のイベントになっていました。

友達にそう言われたよ、と話すと。
夫がお弁当の中身を覗き込みながら言いました。

「じゃあ、俺と結婚すれば?」

これがプロポーズの言葉です。
夫は断られるなどと思ってもいない様子でした。

私が人生でされた唯一のプロポーズは、製造工場の駐車場で、こちらを見ることもなく言われたという、逆に忘れられやんわ!というものなのです。

しかし私は即答でした。
「うん」
多分こんな感じでした。
正直、母親から逃げられるならなんでもよかったのです。
このままいけば、夫と結婚することになるだろうと思っていたので、友達の家に越す手間を省いただけでした。

そして、話はあれよあれよと進み、義父が爆弾を投下する、地獄の顔合わせの日を迎えることになりました。



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